自宅に帰省。かわいい子猫と少し触れ合い、家族といろいろお話しし、酔っぱらう夜。
仏壇に亡き父親が読んでいた石川啄木の詩集があったので、寝ながらペラペラと読んでみたり。この本は子供のころに家にあったのをなんとなく覚えているけど、昨今のネット上の啄木評を知ったら、父親はどう思うだろうか...などと思いつつ深夜。
その詩集の巻末に、寺山修司が若き日の啄木を書いた小説(というのかな)があって、そのなかに『どこでもいいから遠くへ行きたい。遠くへ行けるのは、天才だけだ。』と記してあって、むむむ...と思ってみたり。節子の白い胸を借りるくだりも秀逸だな。
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