翌日のイベント出張の前入りで大宮へ。せっかくなので埼玉県立近代美術館で開催中のインポッシブル・アーキテクチャー展へ。これマレーヴィチすか!とか、第三インターナショナル記念塔かっちょいい...みたいな。これはアンビルトなのもわかるよね...とか、けっこう楽しい。
いわゆるイラストレーションの類が、こういうまだ造られていない何かの、そのイメージを伝える手段として、やっぱりすごく有用だな(当然だけど)と感じた次第。ヤコブ・チェルニホーフの版画シリーズが超ステキ。
前川國男の上野博物館案キャプションに書いてあった、
コンペこそが「邪道建築に対する唯一の戦場」である。無駄かもしれない。生活もあろう。自分も同じだ、しかし「新建築」の実現は、「新建築家」の普段の精進があってこそである。の言葉が沁みますな。世の中は結局のところ熱い思いで造られている。のかも。ゆえに搾取もされやすい。のかも。
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