研究室4年生の卒業研修学内発表会。なにもかもが完全なのか...というと、決してそんなことはないけれども、それぞれ規律ある発表ができたのではと思います。ビジュアルデザインって幅が広い分野であることは事実ですけど、一部の視点で詰問されちゃうと立ち位置が難しくなっちゃうなと、全体のやり取りを聞いていて思った次第。
オーディエンスもたくさん来てくれたのでよかったなと。
午後からの他分野の発表については、いろいろ思うこともあり。結果として成果が見えやすいVD分野と違って、結果への質量をどういうふうに提示するのかは、難しい部分があるのはわかるけども、なんていうか伝わりづらいなあ。さらにいえば、学生の発表に担当教員が追加で発言しちゃうのも、ちょっと違うのではと感じるけど、そういうものなんですかね。
夜は学生とミニ打ち上げ。
卒業制作の審査会は今日で終了。僕の研究室の面々は、まずは卒業できそうで一安心ですな。
夜は、東北イラストレーターズクラブも共催している、APA(日本広告写真家協会)東北支部の年賀パーティへ。2次会まで混ぜてもらって帰宅。制作することや仕事の在り方、高齢化、団体に所属するって...みたいな、そんな話題がありました。
タラナンで開催中の椋尾さんの個展へ。心地よいゆるさの中に、椋尾さんのスピリットが見え隠れして、楽しい展示でした。
ここのところ、作品を制作するっていいなあ...と、自分の気持ちが少しずつ変わってきているのも感じますです。
出張の前入りで郡山へ。N先生と食事をしながらいろんな話ができたのでよかったな...と。
毎年思いますけど、相変わらず駅前を出てすぐにキャバクラの呼び込みだらけなのは、いかがなものかと思います。
明日は晴れるといいなあ。
特定のことに集中しざるをえない状況で、同時並行的に違うことについて考えると、それなりにアイデアがまとまることってありますよね。そんな1日。
今まで仲が良かったのに、なんだか疎遠になってしまうって、傍から見ているとちょっと切ない気持ち。いろいろ事情はあるのだろうけども。。
それにしても寒い、夜の郡山。
今回の出張は(も?)、特に大きな問題もなく終わって一安心。この地域の、この業務を3年か4年くらいやっているけど、もうそろそろ順番的にお役御免な感じなのかもしれない。。。なんて思ってみると、毎年お借りしている教室の、ずーっとそのままになっている貼り紙も急に愛おしく見えてくる...なんてことはないですね。
家についてから、翌日のAE講習の準備をしようと思ったけど、疲れ切ってだめでした。
ここ最近、自宅に(比較的頻繁に)かかってくる無言電話は、実は1年後の自分自身からのメッセージで、何かを伝えようとしているけど何かがシンクロしなくて伝わらない...的な設定だったら面白い。なんてことはなくて、迷惑なんでやめてください。
ちょっとインターステラーっぽい感じ?
毎年恒例の2年生むけのAE講習会。今日は基礎的な使い方や簡単なアニメーションまで。キッカケをつかんでくれそうな学生もいたみたいなので、この時期にエクストラに開講する意義もありますわな。
こういうアプリの使い方を教えることが、なんとなくアカデミックじゃない感じに思われているのかもしれないけど、表現を鍛える学科でもあるわけだし、技術の習得は大事だよね。他に担当してくれる人がいるわけじゃなし。
とある4年生と話していて、気楽に生きるのもいいのかも(真面目にいろんなことに対応することって必要ないのかも)って気持ちに一瞬させられたけど、いやいやそれはイカンと、これまた一瞬で思い直してみたり。
このあいだ学生に教えられたネット上の省略語をうろ覚えで言ってみたら、ぜんぜん違って(『りょ』じゃなくて『り』だった...)いた。ちょっと恥ずかしい感じ。
いろいろとご苦労があったのだろうなあ...と想像できる午前中。僕も経験があるのでよくわかります。
3日間のAE講習会、今日で終わりだったのですけど、男子学生の欠落率が目立つのはいかがなものか。もとから女子が多いとはいえ、ちょっと残念。
TICの新年会。時期的にみなさんお忙しいのか、1/3くらいしか集まれませんでしたけど、楽しい懇親の夜でよかったな、と。仕事のもらい方と年齢の関係性とか、発注者・ディレクター・制作者の関係性が機能しきれていない残念な仕事の話とか、そんな話題がでてみたり。
Behanceで見つけたどうみてもマークライデンからの引用が強すぎる作家さんのページに、きちんと諭したコメントを残している人がいて、そうだよねと思った次第。
LOOP/ループ-時に囚われた男-を観る。編集がよくないのか、集中して見辛いのが残念。いろいろだらけすぎている感じ。ダメ人間からの気づきで、対比を見せたいのはわかるんだけども。。
ゾンビ・サファリパークを観る。先のゾンビ大戦(?)で人口が半分になってしまった世界で、せっかくの労働人口になるであろう多数の難民をわざわざゾンビ化するなんて...と思うけど、設定的にはなかなか面白いかも。ちょっとお説教っぽい感じは、なんとなくロメロっぽいかな。そうでもないか。
今日から2年生むけのC4D短期講習会。例年より受講者が多いので、ある程度使いこなすくらいに興味をもってもらえるといいなと思います。といっても僕自身が限定的な使い方(Zbrushからのレンダリング)しかしていないので、C4Dの魅力を伝えられていないのでは...という疑惑もあるのかも。
個人的には、C4Dをグラフィックデザインに役立てるような人が出てきてほしんだけどな。
ノープランではないものの、ノリを重視して進めると上手くいかないな。それと、持ち込みMacとコンピュータ室のPCが混在しているので、ちとやりにくい。4月からの新しいカリキュラムが思いやられますな。。。
朝から卒展の搬入。自分の作品を美しく提示するのだ...という気概がどこまであるかなんだよね。やっぱりそれも訓練の積み重ねなわけで。。。
午後からはC4D講習の最終日。4月からの新しいカリキュラムの予行演習も含んでいたのですけど、いろいろと問題点・改善点も見つかったような感じがする。
なるべく興味を引っ張れるようにと準備していたことが、全てうまくいったとは言えないけども、C4Dの概要はつかんでもらえたのでは。これから一人か二人くらい、3DCGに取り組んでみて欲しいなあ。
ザ・トーナメントを観る。古いカンフー映画のようなリアリティ度外視の展開で、全体としてちょっと盛り上がりに欠ける感じ。ロバートカーライルがいつ「All magic comes with a price」と言い出してしまうか、気が気じゃなかったけど、もちろん言うわけないです。
新年度に向けたTICのもろもろ準備が、まったくもって進んでいないと言うか着手もできていないけど、来週になればなんとか時間がとれるかな。
それにしても一日慌ただしい。OBOG会の準備も、結局夕方以降にスタートする始末で毎回バタバタですな。
卒展期間中、一番盛り上がる日...ということで、公開審査会→OBOG会な1日。どちらのイベントも例年と同じくらいの来場者数で、まずまずよかったかな、と。プレゼンテーションした学生諸君も、きちんと発表できていたので、そちらもなにより。
OBOG会の2次会に、4年生がたくさん来てくれたのも、個人的に良い傾向かなと思います。
しかし、パーティにしても2次会にしても、参加してくれる人が増えれば増えるほど、きちんとお話できない人も出てきてしまうので、ちょっと残念ですよね。こういうのを何のジレンマっていうのだろうか。
昨日のOB会の搬入をしたまま置いてきちゃったキャトルを、smt地下のパーキングに取りに来たわけですが、予想外の高額お支払いで、自分史上最高額かも。ちょっとミスったな。わかってはいたんだけどな。あやうくお金が足りないところだった。。。。
ブレードランナー 2049を観る。前作でデッカードとレイチェルが逃げる→タイレル社が新しいレプリカントを開発→レプリカントの反乱→全世界停電→タイレル社倒産→ウォレス社が食糧危機を救う→ウォレス社がレプリカントを再生産→そして...、的なところから始まるストーリー。自分が「特別な何か」かもしれない...という期待が裏切られた後、Kがどのような選択をするのか?が、観ていてすごく自然に感じられてよいですな。その流れで巨大なジョイと対峙するシーンとか、いろんな意味で萌える。雪降る中で生き絶えるシーンに、前作のFarewellが流れて、そこもよかった。もう一度観よう。デッカードが出過ぎだし、なんでそうなるの?みたいな展開もあるのは事実だけども。
フリーランスになったくらいに購入して、ずーっと使っていたイプシロンチェアがとうとう壊れてしまって、悲しいというか、よくもったなというか、ちょっと複雑な気持ち。荷重がかかる樹脂パーツの経年劣化なので、どうしようもないですね。。
ここ1年くらいで、ずっと使っていたアイテムがいろいろ壊れてしまってるけど、なんだかなあ。
ブレラン2049を2周目。昨日とは違った気づきもあったりなかったり。ジョイ萌え。このままレプリカント大戦な続編映画が作られないこと祈ります。
大学生としての成果は、有無を言わせずに公開するスタイル。
客商売である以上、演者である前にビジネスマンであらねばならないってことは、何もミュージシャンに限らずに、どんな分野にも当てはまるとは思うけど、基本的には演者であることに集中させてあげたいですよね。...と、青森出身の某ミュージシャンのFBでのポストを読んで感じてみたり。
とある添付書類の中に、自分たちの業務負担が軽くなることがメリット(的なニュアンス)と書いてあったのですけど、その分の負担はどこに行くのか...と思わず考えてしまったわけですよ。それが全てではないことは百も承知だけれども、せめてそこは隠しておいてほしかった。。
1月末からなんだかんだと忙しくて、あんまり3年生まで気が回らず、もうちょっとよい対応というか関わり方をしてあげればよかったなあ、とちょっと後悔。基本的に優秀な諸君なので、問題なく展示の準備はできているようなんだけども。
昨日、ちょっとした用事でsmtのカフェに立ち寄ったついで、ホットサンド的なランチを食べたのですけど、やっぱりカレーランチがよかったなあ......とずっと心残りだったので、今日も用事で立ち寄ったついでにカレーランチを食べてなんだか満足。ちいさな満足だけども、これは大きな満足に違いない。
ストラタにWEBブラウザ上でスカルプティングできるサービス(https://www.strata.com/sculpt3d/)が!去年からあったみたいだけど気づかなかった。思わずマウスでちょこちょこと触ってみましたけど、使い込めばいろいろできそうな感じ。
ザ・ガンマンを観る。思ってたのと違う印象で、正直なところ展開があんまり盛り上がらないのが残念。頭痛・眩暈の要素も、都合よく主人公に足かせをすることしか活かされず、話の邪魔にしかなってないような。タイトルもジャケットも内容と合ってないし、なんだかな。しかし、ショーンペンの体はすごい。
●ちらっと数分いじってみたストラタスカルプト3D
ダブルって渾名もなかなかカッコいいなと思ったけど、ダンディってのも悪くないですね。そのうち刑事ドラマが作れそう。
3年展の搬入立会い。ちょっとずつ展示することに慣れていってほしいと思います。
今日から3年生の展示(篠原研究室3年 2017年度後期作品展 / 10展)がスタート。3年生のロビー展は、2008年度にスタートしてちょうど10年目(10回目)になるのですが、続けるってのは本当に大事だなと感じます。
街中で作品を展示する...という行為の「価値」というか「ハードル」というかは、正直なところ(ロビーに限らず)年々下がってきていて、誰だってすぐに実現できてしまいますけど、それであっても展示できる機会を得ることは素晴らしいことなんだと理解して欲しいと真面目に思っているわけです。
フローズン・タイムを観る。シーンごとに絵はすごく美しいのに、ジョークのくどさのバランスなのか、ちと退屈。時間停止のシナリオ上の使い方もイマイチな感じ。エンディングでひねらずに救われてよかった。
2013年度から続いた若林WALKERも本日が最終日。こんなに続いたのも、トータルで見たときにきちんとアイデンティティを提示できているのも、初年度に制作したデザインに強度があったからに他ならない。何らかの形でまとめたいなあ。
そのWALKERの帰り道で、危うく交通事故を起こしそうになり、反省しきり。。ほとんど僕が悪いので、本当にすいませんという感じであります。
ワンダーウーマンを観る。史実の戦争にいわゆるスーパーヒーローが登場しちゃう展開に、いまいち乗れないのは事実。本人がイノセントすぎるのもイライラするし、半裸の女性がシリアスな戦場で無双しているんだから、敵対しているドイツ兵も少しはなんらかのリアクションをしてほしいですよね。
ブラッドショット:ヴァンパイア・エージェントを観る。ううむ、ベースの設定は面白い感じがするのにもったいない...。わざとクラシックなノリにしているのかな、けっこうお金はそれなりに使ってそうだけど。ふいにクリストファー・ランバートとか、ビショップとかでてくるからビックリしますね。。
とある講演会を拝聴して、LMSに向く授業と向かない授業があるんだろうな...という感じの印象というか感想というか。教えるって、なんなんでしょうね。
雑談の中で、壁に耳あり...的なお話を聞いて、僕も気をつけなければ。。まあポジティブな話であれば、聞かれてもそんなに問題はないと思うけども。
帰り際に、他学科の卒展を拝見しにsmtへ。文学をベースにした建築への展開が、なんだか詩的で面白い。全体としてゾーニングがわかりづらいのと、一部のパネルで表記的にもう少しチェックしてあげたほうが...というのがあったので、次年度のこちらの展示の際に(気分的に...というか、この気持ちを忘れずに)活かしたい。
さらにはビジュアルデザインの基礎的な内容・考え方は、どんな分野においても絶対に必要な要素だな...と改めて確信を持った次第。講義なのか演習なのかはわからないけども。もしかしたら一般教養的な立ち位置なのかも。
スカイライン-征服-を観る。もう少し伏線を綺麗に提示して、前半の意味のない部分を上手に消化できれば、このオチがもっとうまくフィットしたのだろうになあ。残念。
このタイミングで昨年度と同じ展開なのは、単に確率の問題だけではないのかもしれないな。
アカデミックインターンシップなるプログラムで高校生と接していていつも思うのは、この素直で前向きな感じが、大学生になるとだんだんと失われてしまうのはなぜだろうか...という根源的な問い。日々人間はフレッシュさと引き換えに何を得ているのだろうか。
3年生の展示会は最終日ということで、最後に講評会をして終了。もうちょっと来場者があってもよかったのでは...というか、本人たちの宣伝がちと足らないのでは、と思わないでもないです。。展示そのものは例年よりもよかったのではと感じております。