untitled_08/24-25/2017

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夏期休暇を利用して、美術展めぐり(遠藤利克展→鉄道博物館→ジャコメッティ展→アルチンボルド展)などなど。平日はどこもわりかし空いていて快適ですな。

遠藤利克展@埼玉県立近代美術館。プリミティブな強さ+そこはかと感じる物語性+とてつもないスケール感と閉鎖的な展示室との関わり合い、全てがよかった。畏怖を感じさせる作品っていいなあ。

特に鉄道に強い興味はないのですけど、大宮に来たついでに立ち寄ってみた鉄道博物館のEF55形式電気機関車がなかなかのステキぶり。うんちくバトルをしているおじさん(お客さんね)連れがいて、通りすがりに見ていておもしろい。

そのまま大宮から恵比寿経由で六本木に移動するのに、初めてグリーン券というもの購入してみたり。システムがよくわからなかったけど、乗ってみればなんてことないですな。しかし券を購入した後に席が全部埋まってたらどうなるんだろうか。

ジャコメッティ展@国立新美術館。シュルレアリスム・キュビズム的な制作後の具象回帰から、モデルとの距離感(というか目に見える対象)をありのままに表現しようとした結果、作品が極端に小さくなり、それを克服するために1メートルという縛りを設けたら、今度は極端に作品が細くなっていったというエピソードが、なんていうかすごく心に響く。《》と《ディエゴの胸像》《ヴェネツィアの女》がよかった。

アルチンボルド展@国立西洋美術館。アルチンボルド展というよりは、アルチンボルドと驚異の部屋展...といった感じ。なんといっても《》がよかった。もちろん頭部もいいのですけど、襟から下の表現も立体感があり萌える。後頭部の百合も効いている!あとは《》かな。

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