日本基礎造形学会の秋田大会で秋田へ。猛暑の中、想像以上にキャトルでの旅は厳しく(特に行きは日中の行軍だったので...)、濡れタオルを頭に乗っけてなんとか意識を保ちつつ...みたいな感じ。会場の秋田公立美術大学はロケーション・キャンパスともに素晴らしく、歴史と新しさを感じる場所でした。文化人類学の視点から東北の造形センスについてお話ししていただいた基調講演(石倉敏明先生)も、制作する人間にとっても刺激的な内容で、秋田をまた訪れてカシマサマなどを観てみたいと感じました。1年ぶりにお会いする他大学の先生方と情報交換もできて、有意義な学会だったかな、と。
ついで(?)に、大学時代の同級生が教えている専門学校にお邪魔して、授業の様子を見せもらった後に市内をいろいろ案内してもらったり。千秋公園の蓮がなかなかの見ごたえで、市内中心部にこういうキャッチな場所があるっていうのは、いいですな。
秋田県立美術館で開催中の「特別展 異界をひらく ~百鬼夜行と現代アート~」で、石田徹也の作品が観れてすごくよかった。それと芸工大出身の金子富之さんの作品も素晴らしかった。気持ち悪さとか怖さとか圧迫感とか、やっぱり大事ですよね。
もちろん藤田嗣治の巨大な壁画も感動であります。
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