19世紀を思わせる、のどかで美しい村が隠していた秘密...なM・シャマラン作品。
最後のカラクリや細かい辻褄が合わない...なんて部分は結局の所どうでもいい感じで、それよりも原始共産主義(?)的な生活が現代にあったとして、それがいかに矛盾や欺瞞をかかえてしまうのかという描写が、いろいろと考えさせられるなあ。それでも美しく騙されて、美しく生活できるのなら、それはそれで幸せなのかも。
コミュニティじゃなくて個人の問題としてふと考えてみれば、傷つきたくないから世の中と断絶するってことは、いわゆるヒキコモリみたいな状態なわけで、ようするに祖父の遺産による不労所得で生活してる感じかしら。そう思うとやっぱりうらやましい...なんちって。
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