「9・11」後のアメリカ単独行動主義を討論…のはずが、いつのまにやら、日本の外交問題についてのごまかしやレトリックに関する問題を、どのように国民に周知していくべきか?またはそれが必要なのか?みたいな展開で、それはそれで面白いのですけど、テレビでおなじみ大野氏(中東調査会上席研究員)なんかはほとんど発言の機会がなくて、ちょっと置いてけぼりな感じだったかも。
なかなか議論に参加できずにいた香山リカ氏が言った、『自分を含めた理想主義的一般民衆を納得させるような説明を政府はしてほしい』という趣旨の発言は、最近の朝生のキーワードのような気もしてますけど、そういう事を思っている人って、実はそんなにいないんじゃないかなあって感じがしないでもないというか…。やっぱりなんとくいい感じ(?)のウソを求めているんじゃないのかなあ、みんな。
田中氏が言っていた、自由民主主義ばかりには未来がない…みたいな発言は、あの番組の中では異質な感じもしたので、もうちょっと掘り下げて聞いてみたかったかも。
なんにしても最近のオールスター総出演+わりと落ち着いた感じ雰囲気だったので、見やすくてよかったけど、盛り上がりもなかったなあ。
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